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HOME お知らせ synapse11月号 空き家をどうする?──今こそ考えたい5つの選択肢(前編)

synapse11月号 空き家をどうする?──今こそ考えたい5つの選択肢(前編)

近年、「実家をどうするか」という相談が全国で急増しています。
総務省の住宅・土地統計調査によれば、国内の空き家数はすでに900万戸を超え、そのうち多くが「実家」や「相続住宅」といった、かつて家族が暮らしていた家が5年間で349万戸から385万戸へと36万戸も増加しています。

「親が住んでいた家をそのままにしている」「相続したけれど、誰も住む予定がない」。
こうした空き家は、時間の経過とともに老朽化し、倒壊や雑草の繁茂、近隣トラブルなどを招くおそれがあります。
さらに、2023年に空き家法の改正により、「管理不全空き家」と判断された場合は、固定資産税の軽減措置が外れる可能性も生まれました。

つまり、「とりあえず放っておこう」と思っていると、思わぬ支出増につながることもあるのです。空き家を所有するということは、同時に「維持管理の責任」も背負うことになります。

しかし、すぐに売却や建て替えを決められる方は少数派です。「せっかく親が建てた家を手放すのは気が引ける」「いつか子どもが使うかもしれない」と、気持ちの整理がつかずに時間が過ぎてしまうケースも多く見られます。

そんな時こそ、「何もしない」ではなく、「今のうちに考えてみる」ことが大切です。
空き家への向き合い方には、主に5つの方向性があります。
(図表:「空き家の5つの方向性」)

それぞれにメリット・デメリットがあり、どれが正解というものではありません。
ただ共通して言えるのは、何もせず放置しておくことが最もリスクが大きいということ。

今後のライフプランや家族構成、相続の見通しなどを踏まえながら、「自分にとっての最適な選択肢はどれか」を整理していくことが大切です。

次回〈後編〉では、それぞれの特徴をもう少し具体的に見ていきながら、「思い出を大切にしながら、今できる行動」を一緒に考えていきます。