代表挨拶

　秋田住宅流通センターは、昭和55年の創業以来、秋田の皆様に支えられながら、30余年の歳月を、地域に密着した住生活事業の提供を実践してまいりました。その根底には、「人と人、人と街を結ぶ会社」として、人々の暮らしを支え、より快適な住空間を提供し続ける企業でありたい、という強い理念が存在しております。これまでの道のりを振り返るとき、地域の皆様の支えが、いかに当社にとって大きな存在であったかを痛感いたします。ここにあらためて御礼を申し上げます。

　さて今日、秋田を取り巻く社会環境は「人口減少」「少子高齢化」に直面しております。当社はこのような社会状況に、ひるむことなく正面から向き合い、順応し、従来の「賃貸仲介・土地建物の売買仲介」といった伝統的な不動産ビジネスを大切にしながら、ITや金融のノウハウを積極的に取り込み、総合的な資産運用アドバイザー、コンサルティング企業へ変貌していく所存でおります。

　当社はまた、地域社会への貢献を強く意識しております。社内では、外部講師を招き、全従業員に対し、高齢化社会の実情や高齢者との関わりについての理解と、共生社会の実現のためのモチベーション作りに努めてまいります。