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HOME 空室対策 【成功事例】築33年・長期空室の物件が、家賃5,000円UPでわずか10日で成約!〜「ロフト撤去」という逆転の発想〜【前編】

【成功事例】築33年・長期空室の物件が、家賃5,000円UPでわずか10日で成約!〜「ロフト撤去」という逆転の発想〜【前編】

今回は、当社で2006年から20年にわたり管理をお任せいただいている、秋田市広面にあるアパートのリノベーション成功事例をご紹介します。

「空室が長引いて困っている」「築年数が古くなり、今のニーズに合っているのか不安」というオーナー様にとって、現状を打破するヒントが詰まった事例です。ぜひ最後までお読みください。

 

▪️20年のお付き合いと、立ちはだかった「長期空室」の壁

今回ご紹介するのは、秋田市広面にある築33年の木造アパート(全14世帯)です。物件の所有者はお母様ですが、現在は息子様が窓口として賃貸経営に携わっていらっしゃいます。息子様は私たちの提案にもいつも真摯に耳を傾けてくださる、大変温厚で素敵なお人柄のオーナー様です。

駐車場が確保できる立地のため、学生さんだけでなく社会人の方にも住んでいただいている物件ですが、近年は4〜5部屋の空室が常態化し、いわゆる「長期空室」の課題に直面していました。 とくに、昨年の3月末に退去が出たお部屋は、募集をかけても半年間まったく決まらない状態が続いていたのです。

当社の営業店からも「1K(6畳)+ロフト・ミニキッチンという間取りが不人気で、空室が目立ってきた」という報告があがり、早急なテコ入れが必要な状況でした。

 

 

(ミニキッチン)

 

(6帖洋室)

 

▪️「ロフト」は本当に魅力的なのか?時代の変化と入居者ニーズを見極める

元々、このお部屋は「1K 6畳 ロフト付き物件」でした。約10年前、入居者様の利便性を高めるために、昇降が大変なハシゴタイプのロフトを「階段タイプ」へと改修した経緯があります。当時はこの改修が功を奏し、人気を集めていました。

 

(階段ロフト)

 

しかし、なぜ今になって決まらなくなってしまったのでしょうか。私たちが現地を調査し、導き出した理由は以下の2点です。

  1. 階段スペースによる居室の圧迫
    階段タイプのロフトにしたことで、ただでさえ6畳という限られた居室スペースがより狭く感じられ、家具の配置なども制限されてしまっていました。
  2. 近年の気温上昇によるロフト環境の悪化
    近年、秋田でも夏の猛暑が厳しさを増しています。熱は上にこもる性質があるため、ロフトを「寝室」や「居室」として以前のように快適に使用することが、実質的に難しくなってきていたのです。

時代と気候の変化により、かつての「強み」が「弱み」に変わってしまっていたことが、最大の空室要因でした。


▪️決断までの道のりと、思い切ったリノベーション提案

原因が明確になったところで、私たちはオーナー様へ思い切ったリノベーションを提案しました。 それは、「ロフトと間仕切り壁をすべて撤去し、スタジオタイプの広いワンルームにする」というものです。

人気の「バス・トイレ別」はそのまま活かしつつ、不人気の1Kロフト付きから、広々とした開放感のあるワンルームへと大胆に間取りを変更(1K→1R)するプランです。

ご提案と見積もりを提示した際、窓口である息子様は少し悩まれているご様子でした。大掛かりな工事には当然費用もかかります。「本当にこれで決まるのだろうか?」と踏ん切りがつかず、お返事をいただくまでに少しお時間を要しました。 

しかし、これからの賃貸経営を見据え、私たちの市場分析を信じて、最終的にリノベーション工事をご決断いただきました。

 

【後編】は6月22日公開予定